2007年 11月 23日
11/19(月)
学校。シンセサウンド研究。
シンセサイザー黎明期の冗談音楽ユニット、ペリー&キングスレイによる「バロック・ホーダウン」は、ディズニーランドの人気アトラクション「エレクトリカル・パレード」のテーマ曲としてよく知られている。
・・・ディズニーランド。
何度も何度も行く人、けっこう多いようですね。楽しくてたまらない、と。行くたびにキャラクター・グッズもゲットし、ああ幸せ、みたいなリピーター。
僕はというと、15年ほど前に一度だけ行ったことがあるが、ううう、悲しいかな、入り込めない。
おでこにペタリと「The 孤独」ってシールを貼られたかのごとし。
周囲が歓喜にあふれ、幸せに満ちていると、その様子が全人類にとってしごく当然な平和の構図であるかのように繰り広げられていればいるほど、どんどんどんどん僕は暗く深い淵に沈んでいってしまうのだぁぁぁ。お〜い、大丈夫かぁ?
という猛烈なひねくれ者である、と、この曲を聴くたびに、認識をあらたにするわけです。
それにしてもこのペリ・キン、特にジャン・ジャック・ペリーの「エレクトロニク・ソノ・シンセシス」というテープ編集サウンドは、60年代のものであるのに今なお斬新だ。
刺激を受けに、久々に行ってみましょうかね・・・、浦安に。「シーならお酒も飲めますよ」と学生がやさしく教えてくれた。
11/20(火)
学校。サントラ作曲。
学生Aクンは何を作ってもテクノになる。
今回の課題は「子供向けの、天体をテーマにした、ほのぼの音声ドラマ」に音楽をつける、というもの。ラジオ劇みたいなものです。登場するのは、都会に行きたいなぁと嘆息する田舎の少年、そして同じく街に憧れるオオカミくんと羊さん。ひとりと二匹が夜空の星を見上げて語り合う。
だが、そんな内容にまったく頓着することなくAクンの曲は「どん・どん・どん・・」と4分音符のキックで始まり、「チキチキチキ・・」とハイハットが複雑な16分音符を刻み、その上にベースの強烈なシンコペーションが乗っかってくる。
「このアナログ・シンセのメロディで思いっきり”子供向け”を意識してみたっす」と言うけど、けっこうアナーキーな音色でフレーズも不気味。「あはあはあは。今回はかなり頑張りましたよ。どうっすか?」と。
確かに曲はかっこいいけど・・。
まぁ、自由にすくすくと育って欲しいものです。
11/21(水)
高齢の、じゃなくて恒例のプチ中学同窓会。
同窓会も回を重ねると新鮮な情報というものはだんだん減ってくるが、話が尽きるということは決してなく、すっかり時間を忘れて酒も進む。
この日、最も新鮮だったのは、バスケット部で馬力たっぷりに走り回ってた豪傑Oクンの話題。中学時代のOクンは、襟がやや高く丈も長目の学生服を着用し、髪型はもともとくせっ毛だったと思うが、それを短く刈り込んでいてパンチパーマっぽいイメージ。がっしりした体格で態度も泰然としており、放課後はときどき甚兵衛姿で鉄下駄(!)をはいて歩いたりする、一見ちと恐い系なのだが、実に気のいい好漢だった。ユーモアもあり勉強もけっこうできた。しかし、進学せずに「寿司職人になる」と聞いていた。ふぅ〜ん、なんか潔い人生だな、とかっこよく思った記憶がある。
で、その後、どうなったのか全然知らなかったのだが、なんと、パリで日本料理店を営んでいるというのだ。
中学時代の風貌を思うと、およそパリに似合わなさそうな彼が、フランス語しゃべってパリジャン・パリジェンヌと相対しているとは。
うううう、嬉しいぞ〜〜、なんだか猛烈に。ああ、パリのその店に行ってみたい。
11/22(木)
ぐぇ、二日酔い・・・。昼まで起きられず。昨日は肝臓水解物・コンドロイチオン配合「新ペパリーゼ・ドリンク」飲んで臨んだのに。
酔いが抜けぬまま、ヨガ・マットの上をごろごろしつつ、浦沢直樹「PLUTO」第5巻読了。
絵も内容も凄いのは分かるんだけど、ユーモアがなさすぎで、二日酔いの身にどっと疲労の追い打ち。あと、もうちょい話の展開が速くならないものでしょうか。私の老化した脳細胞では、新刊が出るたびに、1巻から復習しないとついていけないのです。
この作品を手塚治虫氏が見たら、どう思うのだろう。かつて石ノ森章太郎氏の「ジュン」を「あんなものはマンガじゃない」とこき下ろしたように、浦沢氏の才能に嫉妬して非難するのだろうか。それとも絶賛するのだろうか。
学校。シンセサウンド研究。
シンセサイザー黎明期の冗談音楽ユニット、ペリー&キングスレイによる「バロック・ホーダウン」は、ディズニーランドの人気アトラクション「エレクトリカル・パレード」のテーマ曲としてよく知られている。
・・・ディズニーランド。
何度も何度も行く人、けっこう多いようですね。楽しくてたまらない、と。行くたびにキャラクター・グッズもゲットし、ああ幸せ、みたいなリピーター。
僕はというと、15年ほど前に一度だけ行ったことがあるが、ううう、悲しいかな、入り込めない。
おでこにペタリと「The 孤独」ってシールを貼られたかのごとし。
周囲が歓喜にあふれ、幸せに満ちていると、その様子が全人類にとってしごく当然な平和の構図であるかのように繰り広げられていればいるほど、どんどんどんどん僕は暗く深い淵に沈んでいってしまうのだぁぁぁ。お〜い、大丈夫かぁ?
という猛烈なひねくれ者である、と、この曲を聴くたびに、認識をあらたにするわけです。
それにしてもこのペリ・キン、特にジャン・ジャック・ペリーの「エレクトロニク・ソノ・シンセシス」というテープ編集サウンドは、60年代のものであるのに今なお斬新だ。
刺激を受けに、久々に行ってみましょうかね・・・、浦安に。「シーならお酒も飲めますよ」と学生がやさしく教えてくれた。
11/20(火)
学校。サントラ作曲。
学生Aクンは何を作ってもテクノになる。
今回の課題は「子供向けの、天体をテーマにした、ほのぼの音声ドラマ」に音楽をつける、というもの。ラジオ劇みたいなものです。登場するのは、都会に行きたいなぁと嘆息する田舎の少年、そして同じく街に憧れるオオカミくんと羊さん。ひとりと二匹が夜空の星を見上げて語り合う。
だが、そんな内容にまったく頓着することなくAクンの曲は「どん・どん・どん・・」と4分音符のキックで始まり、「チキチキチキ・・」とハイハットが複雑な16分音符を刻み、その上にベースの強烈なシンコペーションが乗っかってくる。
「このアナログ・シンセのメロディで思いっきり”子供向け”を意識してみたっす」と言うけど、けっこうアナーキーな音色でフレーズも不気味。「あはあはあは。今回はかなり頑張りましたよ。どうっすか?」と。
確かに曲はかっこいいけど・・。
まぁ、自由にすくすくと育って欲しいものです。
11/21(水)
高齢の、じゃなくて恒例のプチ中学同窓会。
同窓会も回を重ねると新鮮な情報というものはだんだん減ってくるが、話が尽きるということは決してなく、すっかり時間を忘れて酒も進む。
この日、最も新鮮だったのは、バスケット部で馬力たっぷりに走り回ってた豪傑Oクンの話題。中学時代のOクンは、襟がやや高く丈も長目の学生服を着用し、髪型はもともとくせっ毛だったと思うが、それを短く刈り込んでいてパンチパーマっぽいイメージ。がっしりした体格で態度も泰然としており、放課後はときどき甚兵衛姿で鉄下駄(!)をはいて歩いたりする、一見ちと恐い系なのだが、実に気のいい好漢だった。ユーモアもあり勉強もけっこうできた。しかし、進学せずに「寿司職人になる」と聞いていた。ふぅ〜ん、なんか潔い人生だな、とかっこよく思った記憶がある。
で、その後、どうなったのか全然知らなかったのだが、なんと、パリで日本料理店を営んでいるというのだ。
中学時代の風貌を思うと、およそパリに似合わなさそうな彼が、フランス語しゃべってパリジャン・パリジェンヌと相対しているとは。
うううう、嬉しいぞ〜〜、なんだか猛烈に。ああ、パリのその店に行ってみたい。
11/22(木)
ぐぇ、二日酔い・・・。昼まで起きられず。昨日は肝臓水解物・コンドロイチオン配合「新ペパリーゼ・ドリンク」飲んで臨んだのに。
酔いが抜けぬまま、ヨガ・マットの上をごろごろしつつ、浦沢直樹「PLUTO」第5巻読了。
絵も内容も凄いのは分かるんだけど、ユーモアがなさすぎで、二日酔いの身にどっと疲労の追い打ち。あと、もうちょい話の展開が速くならないものでしょうか。私の老化した脳細胞では、新刊が出るたびに、1巻から復習しないとついていけないのです。
この作品を手塚治虫氏が見たら、どう思うのだろう。かつて石ノ森章太郎氏の「ジュン」を「あんなものはマンガじゃない」とこき下ろしたように、浦沢氏の才能に嫉妬して非難するのだろうか。それとも絶賛するのだろうか。
#
by shiro_sato
| 2007-11-23 00:30



