2007年 12月 14日
機嫌の悪い新同居人。
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12/9(日)
午前中に「Apple Careサポート」から電話。昨日のトラブルに関する救済指南をしていただき、ようやくスリムで顔のでかい新同居人iMacちゃんが正常に作動するようになった。でも、まだどうも慣れない。マイティマウスとかキーボードとか。
夕方、作曲の生徒Tクン来訪。セルジオ・メンデス「マシュケ・ナダ」でハーモニーのお勉強。
その後、以前からの約束通り、飲み。近所の牛タン屋さんにご招待。Tクンはクラシックに造詣が深く、世界のオーケストラ事情にも明るい。いつもは教える側だが、逆にいろいろご教授いただく。じっくり話してみると、彼の音楽に対する純粋な気持ちも伝わってきた。しかし、こちらがハイピッチでビールを空けて酔いに向かい邁進しているというのに、ビール→生グレープフルーツハイ→カルピス→水、という彼の男らしからぬ飲み方には、喝! ひとりで酩酊。
<Today's Albums>
Tal Wilkenfeld『transformation』、アヌーシュカ・シャンカール&カーシュ・カーレイ『水の旅』
12/10(月)
学校。シンセサウンド研究。
私にとっての永遠のアイドル「キース・エマーソン」。彼を語る上で「シンセサイザー」は欠かせないし、シンセサイザーを語る上でエマーソンをよけて通ることはできないだろう。しかし実は、私としては、シンセよりも彼のピアノとオルガンのプレイが好きなのである。
EL&Pの1stアルバム収録「未開人(Barbarian)」は、バルトークのピアノ曲「アレグロ・バルバロ」を編曲したもので、強烈なハモンド・オルガン・プレイにはさまれた中間部分には、原曲にかなり忠実な超絶技巧ピアノ・ソロがある。その原曲のピアノ譜を最近入手したのだが、とてつもない難曲で、聴きながら譜面を追ってみても、どこをやっているのか全く分からなくなる。リズムもハーモニーも誠に複雑な音塊である。ロックやジャズなどのポピュラー・ミュージックで一般的に使われるアプローチに慣れてしまった脳味噌には、マンションの契約書のようにちんぷんかんぷんな譜面だ。
まず、こういう曲を素材に取り上げるということが、すごい。さらに、これをあの強烈なステージ・パフォーマンスで弾きこなす、ということが驚異的。いつ観てもいつ聴いても、しびれます。エマ様。
EL&Pを初めて知ったのが、NHKで放映された「ヤングミュージックショー」だった。当時彼らはまだ20代だったんだなぁ。なんてことを授業でDVDを見ながら思った次第。「アレグロ・バルバロ」弾けるようになりたいなぁ。
12/11(火)
学校。サントラ作曲。
終業後、新宿で学生時代のバンド仲間H氏と飲み。H氏は、作家である。この夏、突如として本が売れ(当Not Diary 10/28参照のこと)、新作や再販などでてんてこ舞いの日々だとか。会社勤めも続いており、片道1時間50分の通勤時間を利用して電車内で書き、昼休みにも書き、帰ってからも書き、休日も書き、場合によってはホテルをとって書き、という状態だそうだ。
いつも通り、お互いに呂律が怪しくなり、おそらく翌日には話した内容の多くを忘れているのであろうが、「ま、この年齢で好きなことをやれているってことは、とりあえずいいことだ」という結論が、刺身のおいしい一軒目で出たことは一応覚えている。
12/12(水)
ペパリーゼドリンクを飲んで参戦したおかげか、昨日の痛飲にもかかわらず、二日酔いは軽症。
終日、家。練習など。
テレビを見て思いましたが、舛添も町村も福田も結局、「負けたら切腹」と言った亀田の次男と何らかわらない感性をお持ちのようで。お品がよろしくありませんな。
12/13(木)
終日、家。練習など。
iMacのメモリーを増設すべく、説明書の通り、iMac本体下部にあるメモリー・アクセス・カバーの拘束ネジを回そうとするも、プラス・ドライバーがなんだか空回り。ネジのプラス部分が、少しつぶれている様子。あれこれ工夫して、ようやくカバーをはずし、メモリーモジュールの挿入装着は完了したが、どうも後味が悪い。このカバー、交換してくれるのかな。
スタイルは抜群だが、先が思いやられる新同居人ではある。
午前中に「Apple Careサポート」から電話。昨日のトラブルに関する救済指南をしていただき、ようやくスリムで顔のでかい新同居人iMacちゃんが正常に作動するようになった。でも、まだどうも慣れない。マイティマウスとかキーボードとか。
夕方、作曲の生徒Tクン来訪。セルジオ・メンデス「マシュケ・ナダ」でハーモニーのお勉強。
その後、以前からの約束通り、飲み。近所の牛タン屋さんにご招待。Tクンはクラシックに造詣が深く、世界のオーケストラ事情にも明るい。いつもは教える側だが、逆にいろいろご教授いただく。じっくり話してみると、彼の音楽に対する純粋な気持ちも伝わってきた。しかし、こちらがハイピッチでビールを空けて酔いに向かい邁進しているというのに、ビール→生グレープフルーツハイ→カルピス→水、という彼の男らしからぬ飲み方には、喝! ひとりで酩酊。
<Today's Albums>
Tal Wilkenfeld『transformation』、アヌーシュカ・シャンカール&カーシュ・カーレイ『水の旅』
12/10(月)
学校。シンセサウンド研究。
私にとっての永遠のアイドル「キース・エマーソン」。彼を語る上で「シンセサイザー」は欠かせないし、シンセサイザーを語る上でエマーソンをよけて通ることはできないだろう。しかし実は、私としては、シンセよりも彼のピアノとオルガンのプレイが好きなのである。
EL&Pの1stアルバム収録「未開人(Barbarian)」は、バルトークのピアノ曲「アレグロ・バルバロ」を編曲したもので、強烈なハモンド・オルガン・プレイにはさまれた中間部分には、原曲にかなり忠実な超絶技巧ピアノ・ソロがある。その原曲のピアノ譜を最近入手したのだが、とてつもない難曲で、聴きながら譜面を追ってみても、どこをやっているのか全く分からなくなる。リズムもハーモニーも誠に複雑な音塊である。ロックやジャズなどのポピュラー・ミュージックで一般的に使われるアプローチに慣れてしまった脳味噌には、マンションの契約書のようにちんぷんかんぷんな譜面だ。
まず、こういう曲を素材に取り上げるということが、すごい。さらに、これをあの強烈なステージ・パフォーマンスで弾きこなす、ということが驚異的。いつ観てもいつ聴いても、しびれます。エマ様。
EL&Pを初めて知ったのが、NHKで放映された「ヤングミュージックショー」だった。当時彼らはまだ20代だったんだなぁ。なんてことを授業でDVDを見ながら思った次第。「アレグロ・バルバロ」弾けるようになりたいなぁ。
12/11(火)
学校。サントラ作曲。
終業後、新宿で学生時代のバンド仲間H氏と飲み。H氏は、作家である。この夏、突如として本が売れ(当Not Diary 10/28参照のこと)、新作や再販などでてんてこ舞いの日々だとか。会社勤めも続いており、片道1時間50分の通勤時間を利用して電車内で書き、昼休みにも書き、帰ってからも書き、休日も書き、場合によってはホテルをとって書き、という状態だそうだ。
いつも通り、お互いに呂律が怪しくなり、おそらく翌日には話した内容の多くを忘れているのであろうが、「ま、この年齢で好きなことをやれているってことは、とりあえずいいことだ」という結論が、刺身のおいしい一軒目で出たことは一応覚えている。
12/12(水)
ペパリーゼドリンクを飲んで参戦したおかげか、昨日の痛飲にもかかわらず、二日酔いは軽症。
終日、家。練習など。
テレビを見て思いましたが、舛添も町村も福田も結局、「負けたら切腹」と言った亀田の次男と何らかわらない感性をお持ちのようで。お品がよろしくありませんな。
12/13(木)
終日、家。練習など。
iMacのメモリーを増設すべく、説明書の通り、iMac本体下部にあるメモリー・アクセス・カバーの拘束ネジを回そうとするも、プラス・ドライバーがなんだか空回り。ネジのプラス部分が、少しつぶれている様子。あれこれ工夫して、ようやくカバーをはずし、メモリーモジュールの挿入装着は完了したが、どうも後味が悪い。このカバー、交換してくれるのかな。
スタイルは抜群だが、先が思いやられる新同居人ではある。
by shiro_sato
| 2007-12-14 08:05