2007年 11月 18日
スパイラル。。
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11/14(水)
テレビを見ていていつもげんなりするのが(a)「リーブ21」、(b)「ジャパネットたかた」、(c)「アスカ」のCMだ。
共通しているのは、社長自らがデデ〜ンとブラウン管に登場すること。社長が出るのはまぁいいのですが(例えば「イナバの物置」のCMは社長が出ていても嫌悪感はない)、彼らの喋り方がどうにもこうにも嫌いなのである。語り口は三者三様だが、静かに語る(a)は変にベタッとしていて呂律が回っていないし、饒舌な(b)は声が甲高い上に騒々しく、しかも唾がテレビの中からブラウン管を突き抜けてこちらに飛んできそうな興奮ぶりだし、自信たっぷりに口上を聞かせる(c)も何だか偉そうでイヤな感じ。
ということで、彼らが画面に登場するとチャンネルを変えるのですが、変えた先に3人のうちの別の人がいたりすると、がっくり。はずれ〜、という思いでその日は超ブルー。
11/15(木)
日中、いろいろ。
夜、実家。
11/16(金)
学校。スコアリーディング。
カーペンターズ「(They Long To Be)Close To You」でコードのお勉強。C△7は、Cに長7度が加わった和音。それなら長6度が加わればC△6のはずなのに、なぜC6なのか、とか。
終業後、あたふたと一旦帰宅し、アコーディオンを担いで上石神井のセイショースタジオへ。プラネタリウムでもおなじみ田中徹氏ひきいる「オカルカ」のリハなのである。
オカルカは、「態度がでかいから大きな女だと思われている」と自らおっしゃるむしろ小柄な、しかし眼光鋭く、美しくも迫力の存在感・歌姫カオコ嬢と、フレットレス5弦ベースでうねうねと不思議なラインと繊細なハーモニクスを奏でる内田ken太郎氏、それに田中徹氏のドラム&ループ&ピアニカ(!)という編成による、音響系・引きこもり系・プログレ風味アヴァンギャルド・ロック・バンド。Fishing Personsのとんがりハイテク・ギタリスト小倉昌浩氏のゲスト参加でサウンドは一層スタイリッシュで過激に構築されている。そんな彼らのライヴ(11/28吉祥寺MANDA-LA2)に、2曲だけアコーディオンでおじゃますることになったのだ。
はっきり言って、かっこいい。ちとマニアックかもしれないが、高度な音楽的アプローチと誰にも媚びないかっこよさに思わず唸ります。僕は、その研ぎ澄まされたサウンドの中で、ふわふわと浮遊する感じ。
よろしかったら見に来てみて。http://okarka.main.jp/
11/17(土)
フィギュア・スケートのシーズン到来。女子のテレビ中継は、その華麗な演技でついつい喜んで見てしまう。しかし何度見ても分からないのがジャンプの種類。トリプル・アクセルとか、ダブル・ルッツとか、トゥループとか、なんとかサルコーとか、ハマコーとか、ロバート・フリップとか。一体、なんなの? 動物の名前か? 種類も分からなければ、回転数も、どんなに目をこらして見ても数えられまへん。3回転も「4回転ですっ」と詰め寄られれば「そうかな」と思えるし、2回転半と断定されれば即座に納得してしまう。まったく区別できまへん。スロー再生で見ても皆目判別できん。
そんな訳の分からぬジャンプは全く興味の対象外。私は何と言っても「スパイラル・シーケンス」って言われているヤツが好きです。両手広げて、片足を後ろに伸ばし、鳥のように、飛行機のように、満面の笑顔をこちらに向けてびゅ〜んと風を切って向かってくるアレです。あんなスタイルで僕に向かってきた日にゃ・・、あああ〜。あとは「ビールマン・スピン」。まるでシャンパン・グラスのようなシルエットが、人間技ではありません。「ビールマン・ポジションのスパイラル」なんて、もう天上の喜びを拝むがごとき、まさに美の極致。
で、僕の評価では、今期の最高級スケーターはキミー・マイズナー。スパイラルもスピンも表情も、柔らかさが真央ちゃんより上、という点で、僕の中では金メダル。
11/18(日)
作曲の生徒Tクン来訪。先月に引き続き「イパネマの娘」だが、なんか今イチなんだよなぁ、ハーモニーのセンスが。ということで、ヴォイシングの特訓。頑張ってちょ。
夕刻、調整に出していたアコーディオンを引き取りにヴィクトリア・アコーディオン東京に。この7月に参宮橋から新中野へ引っ越した新店舗への訪問は、今日が初めて。西新宿の摩天楼が臨めるビルの10階。夜景が美しい。そして若き女流調律師T堀H菜嬢のイタリア仕込みのセンスにより、店内インテリアは赤系統の独特な彩色でエキゾチックな雰囲気。coba氏に「占いの館か、ここは!」と怒られたとか。僕は嫌いじゃないですよ〜。
調整してもらったExcelsior305は、上品なミュゼット・チューニングで見事な仕上がり。メルシー、マドモアゼルH菜嬢。
テレビを見ていていつもげんなりするのが(a)「リーブ21」、(b)「ジャパネットたかた」、(c)「アスカ」のCMだ。
共通しているのは、社長自らがデデ〜ンとブラウン管に登場すること。社長が出るのはまぁいいのですが(例えば「イナバの物置」のCMは社長が出ていても嫌悪感はない)、彼らの喋り方がどうにもこうにも嫌いなのである。語り口は三者三様だが、静かに語る(a)は変にベタッとしていて呂律が回っていないし、饒舌な(b)は声が甲高い上に騒々しく、しかも唾がテレビの中からブラウン管を突き抜けてこちらに飛んできそうな興奮ぶりだし、自信たっぷりに口上を聞かせる(c)も何だか偉そうでイヤな感じ。
ということで、彼らが画面に登場するとチャンネルを変えるのですが、変えた先に3人のうちの別の人がいたりすると、がっくり。はずれ〜、という思いでその日は超ブルー。
11/15(木)
日中、いろいろ。
夜、実家。
11/16(金)
学校。スコアリーディング。
カーペンターズ「(They Long To Be)Close To You」でコードのお勉強。C△7は、Cに長7度が加わった和音。それなら長6度が加わればC△6のはずなのに、なぜC6なのか、とか。
終業後、あたふたと一旦帰宅し、アコーディオンを担いで上石神井のセイショースタジオへ。プラネタリウムでもおなじみ田中徹氏ひきいる「オカルカ」のリハなのである。
オカルカは、「態度がでかいから大きな女だと思われている」と自らおっしゃるむしろ小柄な、しかし眼光鋭く、美しくも迫力の存在感・歌姫カオコ嬢と、フレットレス5弦ベースでうねうねと不思議なラインと繊細なハーモニクスを奏でる内田ken太郎氏、それに田中徹氏のドラム&ループ&ピアニカ(!)という編成による、音響系・引きこもり系・プログレ風味アヴァンギャルド・ロック・バンド。Fishing Personsのとんがりハイテク・ギタリスト小倉昌浩氏のゲスト参加でサウンドは一層スタイリッシュで過激に構築されている。そんな彼らのライヴ(11/28吉祥寺MANDA-LA2)に、2曲だけアコーディオンでおじゃますることになったのだ。
はっきり言って、かっこいい。ちとマニアックかもしれないが、高度な音楽的アプローチと誰にも媚びないかっこよさに思わず唸ります。僕は、その研ぎ澄まされたサウンドの中で、ふわふわと浮遊する感じ。
よろしかったら見に来てみて。http://okarka.main.jp/
11/17(土)
フィギュア・スケートのシーズン到来。女子のテレビ中継は、その華麗な演技でついつい喜んで見てしまう。しかし何度見ても分からないのがジャンプの種類。トリプル・アクセルとか、ダブル・ルッツとか、トゥループとか、なんとかサルコーとか、ハマコーとか、ロバート・フリップとか。一体、なんなの? 動物の名前か? 種類も分からなければ、回転数も、どんなに目をこらして見ても数えられまへん。3回転も「4回転ですっ」と詰め寄られれば「そうかな」と思えるし、2回転半と断定されれば即座に納得してしまう。まったく区別できまへん。スロー再生で見ても皆目判別できん。
そんな訳の分からぬジャンプは全く興味の対象外。私は何と言っても「スパイラル・シーケンス」って言われているヤツが好きです。両手広げて、片足を後ろに伸ばし、鳥のように、飛行機のように、満面の笑顔をこちらに向けてびゅ〜んと風を切って向かってくるアレです。あんなスタイルで僕に向かってきた日にゃ・・、あああ〜。あとは「ビールマン・スピン」。まるでシャンパン・グラスのようなシルエットが、人間技ではありません。「ビールマン・ポジションのスパイラル」なんて、もう天上の喜びを拝むがごとき、まさに美の極致。
で、僕の評価では、今期の最高級スケーターはキミー・マイズナー。スパイラルもスピンも表情も、柔らかさが真央ちゃんより上、という点で、僕の中では金メダル。
11/18(日)
作曲の生徒Tクン来訪。先月に引き続き「イパネマの娘」だが、なんか今イチなんだよなぁ、ハーモニーのセンスが。ということで、ヴォイシングの特訓。頑張ってちょ。
夕刻、調整に出していたアコーディオンを引き取りにヴィクトリア・アコーディオン東京に。この7月に参宮橋から新中野へ引っ越した新店舗への訪問は、今日が初めて。西新宿の摩天楼が臨めるビルの10階。夜景が美しい。そして若き女流調律師T堀H菜嬢のイタリア仕込みのセンスにより、店内インテリアは赤系統の独特な彩色でエキゾチックな雰囲気。coba氏に「占いの館か、ここは!」と怒られたとか。僕は嫌いじゃないですよ〜。
調整してもらったExcelsior305は、上品なミュゼット・チューニングで見事な仕上がり。メルシー、マドモアゼルH菜嬢。
by shiro_sato
| 2007-11-18 23:10