二刀流。

台風一過の午前中、
仕事部屋の壁に薄ぼんやりと黒い丸。壁におはぎ？
寝起きの近老眼をごしごしこすり、メガネに手をあてがって凝視すると、
天井近くに張り付く黒光りは、まぎれもなく「G」。
気圧の変化で寝ぼけて出て来たか。
Gに遭遇した時の自分の行動は、冷静沈着で迅速機敏。
所定の場所でスプレーをつかみ、玄関に急ぎスリッパをキープ。
右手にスプレー、左手にスリッパの二刀流でターゲットと対峙する。
幸い、スリッパのとどめを必要とすることなく、
強力ジェット連続激噴射のみで壁の黒Gはあえなく墜落。
よろよろと機材の迷路を逃走後、仰向けで身罷った様子。
しかし、物陰奥深い最終地点にて、収容に手が届かない。
机上ペン立てに使い込まれた竹尺を見つけ、手にしてみるといい感触。
50cm尺の先端を利用し、器用に搔き出し、首尾よく収容できた。
完了後、竹尺の裏に「昭和廿四年三月十八日」の掠れ文字を発見。
母の裁縫用具だった。
遺品で殺生とは、またひどい親不孝をしてしまったものだ。。
さて、ヴァイオリン＆アコーディオン分離派書房、
度重なるイベント・キャンセルや気圧の変化にも墜落することなく、
粘り強く地味にリハ。10/6にむけて着々とアンサンブルに磨きをかけています。
是非、秋の夜長のひとこまに。リハ写真撮り忘れたので、過日の中井いち朗、四つん這いの図。
楽器を持たずに何の練習か？　ライヴ必見です。
＜Joint Live 2022 autumn 狩野派 vs 分離派 vol.2＞
日時●2022年10月6日(木) 　開場18:30 開演19:00
会場●下北沢・ラウン　03(6407)1919 http://lown.jp
料金●予約¥3,000／当日¥3,500(+1drink)
出演●狩野良昭(gut guitar)
　　 分離派書房＜中井いち朗(vln)、佐藤史朗(acco)＞
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