2013年 05月 18日
辞書。
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話題の小説「舟を編む」(三浦しをん・著/光文社)を読んだ。
国語辞書制作に情熱を注ぐ編集者たちの物語。昔から辞書とか百科事典とか、いったいどうやって作っているんだろうとは思っていたが、その様子を垣間見ることができ、あらためて辞書という書物の奥深さを感じた。と同時に、なんとも楽しい小説で痛快。
読後、妙に辞書が気になりだした。書店に寄ったときなど、これまで滅多に足を運ぶことのなかった辞書コーナーに出向き、陳列されているいろいろな辞書や事典のたぐいをパラパラめくったりしている。
時節柄かもしれないが、映画化もされて、この小説の影響もあるのだろう、書店の辞書コーナーも以前より拡充されているようだ。近所の駅前書店では、平台のかなりのスペースを辞書が占めていた。
はて我が家にはどんな辞書・辞典があっただろうか、とチェックしてみたら、けっこういろいろ出てきた。
まずは普通の国語・外国語辞書。

角川国語辞典(角川書店)、文庫版角川実用国語辞典(角川書店)、最新コンサイス英和辞典(三省堂)、新コンサイス和英辞典(三省堂)、最新コンサイス和英辞典(三省堂)、スタンダード仏和辞典(大修館書店)
英和辞典に関しては、もう少し使い古したやつがあったような気がするな、と探してみたら、ありましたありました。ぼろぼろになったのが書棚の隅に。

新コンサイス英和辞典(三省堂)と新英和中辞典(研究社)。
この2冊は、中学・高校と使い倒したもので、もはや表紙などはすり切れ変色し、見る影もありません。ぼろぼろ。ページを繰ると、見出し単語にアンダーラインなんか引いてあったりして、健気な受験時代を思い出し、少々うるうる。何も身につかなかったな、と思ったら一層うるうる。
その他の辞書・辞典・事典類としては、
比喩表現辞典(角川書店)、類語国語辞典(角川書店)、西洋美術辞典(東京堂出版)、美学事典(弘文堂)

音楽関係だと、
音楽中辞典(音楽之友社)、最新音楽用語事典(リットーミュージック)
もうちょっと柔らかい事典ということでいえば、
ジャズ語事典(立風書房)、ジャズの事典(冬樹社)、モーツアルト事典(冬樹社)


こんなのもあった。
ワインの事典(成美堂出版)、イギリス文様事典(河出書房新社)
変わったところでは、
新版対日関係を知る事典(平凡社)
う~む、なんでこんなの買ったんだろう。なぞだ。しかし、あらためてぱらぱらと読んでみるとやはり興味深い内容。

この類いの書籍制作者は、文芸書とか雑誌とかの編集者とはまた違った、少々片寄ってはいるが、実に真面目でひたむきで、根気強い情熱の持ち主なんだろうな、と思う。
最近では、ネット検索でほとんど事足りてしまうので、あまり手にすることのなくなったこれらの書物だが、あらためてページを繰りながら紙の質感とともに文字を追う楽しさに魅力を感じる今日この頃。
そのためにメガネをたくさん買った話は,また後日。
国語辞書制作に情熱を注ぐ編集者たちの物語。昔から辞書とか百科事典とか、いったいどうやって作っているんだろうとは思っていたが、その様子を垣間見ることができ、あらためて辞書という書物の奥深さを感じた。と同時に、なんとも楽しい小説で痛快。
読後、妙に辞書が気になりだした。書店に寄ったときなど、これまで滅多に足を運ぶことのなかった辞書コーナーに出向き、陳列されているいろいろな辞書や事典のたぐいをパラパラめくったりしている。
時節柄かもしれないが、映画化もされて、この小説の影響もあるのだろう、書店の辞書コーナーも以前より拡充されているようだ。近所の駅前書店では、平台のかなりのスペースを辞書が占めていた。
はて我が家にはどんな辞書・辞典があっただろうか、とチェックしてみたら、けっこういろいろ出てきた。
まずは普通の国語・外国語辞書。

角川国語辞典(角川書店)、文庫版角川実用国語辞典(角川書店)、最新コンサイス英和辞典(三省堂)、新コンサイス和英辞典(三省堂)、最新コンサイス和英辞典(三省堂)、スタンダード仏和辞典(大修館書店)
英和辞典に関しては、もう少し使い古したやつがあったような気がするな、と探してみたら、ありましたありました。ぼろぼろになったのが書棚の隅に。

新コンサイス英和辞典(三省堂)と新英和中辞典(研究社)。
この2冊は、中学・高校と使い倒したもので、もはや表紙などはすり切れ変色し、見る影もありません。ぼろぼろ。ページを繰ると、見出し単語にアンダーラインなんか引いてあったりして、健気な受験時代を思い出し、少々うるうる。何も身につかなかったな、と思ったら一層うるうる。
その他の辞書・辞典・事典類としては、
比喩表現辞典(角川書店)、類語国語辞典(角川書店)、西洋美術辞典(東京堂出版)、美学事典(弘文堂)

音楽関係だと、
音楽中辞典(音楽之友社)、最新音楽用語事典(リットーミュージック)
もうちょっと柔らかい事典ということでいえば、
ジャズ語事典(立風書房)、ジャズの事典(冬樹社)、モーツアルト事典(冬樹社)


こんなのもあった。
ワインの事典(成美堂出版)、イギリス文様事典(河出書房新社)
変わったところでは、
新版対日関係を知る事典(平凡社)
う~む、なんでこんなの買ったんだろう。なぞだ。しかし、あらためてぱらぱらと読んでみるとやはり興味深い内容。

この類いの書籍制作者は、文芸書とか雑誌とかの編集者とはまた違った、少々片寄ってはいるが、実に真面目でひたむきで、根気強い情熱の持ち主なんだろうな、と思う。
最近では、ネット検索でほとんど事足りてしまうので、あまり手にすることのなくなったこれらの書物だが、あらためてページを繰りながら紙の質感とともに文字を追う楽しさに魅力を感じる今日この頃。
そのためにメガネをたくさん買った話は,また後日。
by shiro_sato
| 2013-05-18 04:37