2010年 05月 16日
しゃべるおとうさん〜その3〜
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◎ 5月9日(日)
先日「穴の開いていない古い50円玉を持っている」とここに書いたところ、「それは現在20〜30万円の値がついている」と教えてくれる人がいた。な、なんということだ! あたしゃその場で天井に頭が届くほどジャンプして大喜び。何せ、10枚持っているので。
おおおお、一挙に金持ちになった。車やクーラーの買い換え問題も一気にクリア、新しいアコーディオンも買っちゃおうかな〜、やっほ〜。たりらりら〜ん。ありがたや〜〜。
と小躍りしつつ、いちおう古銭情報をネットで確認したら、昭和何年かの一時期だけ非常にレアなのがあって、それは値が張るようだが、他の50円玉はまったく価値なし、だと。ええ〜っ! なんだよぉぉぉぉ。だめじゃん。
ためしに100円札(板垣退助の。3枚持ってる)もチェックしたが、これまた無価値。高揚した私の気力は一気に沈没。
ああ、小市民。ちゃんちゃん。
<Today's Albums >Quincy Jones「Big Band Bossa Nova」
◎ 5月10日(月)

終日、アコーディオン。特に左手。
たわむれに、おとうさんスリッパを愛器Victoriaに乗せてみる。
<Today's Albums >John Pizzarelli「Meets The Beatles」
◎ 5月11日(火)
日中、学校。終業後、6/15プラネタリウム・ライヴのスペシャルゲスト「しにものぐるい」と打ち合わせ。
しにものぐるいは、俳優・山西惇&八十田勇一両氏によるユニット。日テレ「イケ麺そば屋探偵〜いいんだぜ!〜」内で結成された演歌ふたり組で、冗談(?)から始まり本当(?)にデビューしてしまったという異色デュオ。両氏とは、舞台の仕事で何度かご一緒させていただき、熱烈なラヴコールを送り今回のコラボが実現することとなった。
打ち合わせていくうちに、いろいろと面白いアイデアが出てきた。ライヴが待ち遠しいです。
◎ 5月12日(水)
とあるイベンター氏から聞いたのだが、最近のダフ屋は、若い女の子を使ってチケットを確保するのですね。
言われてみれば、先日久しぶりにジェームズ・テイラー&キャロル・キングで武道館に行ったとき、いつもながらの柄の悪いおっさんたちによるダミ声の「余ってたら買うよ」「ない人あるよ」というダフ屋光景の他に、九段下の地下鉄改札を出てすぐくらいの所からちらほらと立ってる「チケット売ってください」とプラカードを抱えた女の子が目についた。若いのにこういう音楽にも興味がある熱心なファンだと思っていたんだが、ダフ屋の手先なんだそうだ。
こういうダフ屋の他にも、ネット上でのチケット転売の話など、おぞましいチケット獲得裏話を聞き、驚いた。
え〜、プラネタリウムのチケット、楽に買えますよ〜〜。絶賛発売中!
http://www.p-um.com/info/diary.cgi
<Today's Albums >Michel Petrucciani Trio「Live In Concert」(DVD)
◎ 5月13日(木)
最近始めたユニットのリハ。その後、曙橋・バック・イン・タウンにて「パナシェ」を観た。
パナシェはアコーディオン、ギター×2、ベース、パーカッションという編成の、(ジャズ+ミュゼット+ラテン+ポップス)÷4といったお洒落な大人バンド。ギターでバンマスの江森孝之氏とは昨年仕事でご一緒し、彼の父上が高名なアコーディオン奏者だということもあって、このバンドはずっと気になっており、ようやくそのライヴに接することができた。
オリジナル楽曲もセンスよく、メンバーの力量も絶妙で、食事とお酒が進む軽やかな音楽を大いに楽しんだ。ちょっと飲み過ぎの江森氏、見事な演奏に加え、アンコール前にトイレに駆け込む、というのもご愛敬。
◎ 5月14日(金)

学校。家の近所の椿地蔵につづいて、学校の近くにも趣のある地蔵を発見。
こちらは、中野区・向台子育地蔵尊。子供たちが迷子にならないように道しるべとして建てられたという、通称・川島の子育て地蔵。寛政8年(1796)建立とのこと。今は住宅がびっしりと建ち並ぶこのあたりも、かつては鬱蒼とした草木に覆われていたのでしょう。
最近、チャーミングなお地蔵さんに縁がある。いいことの前触れか。
<Today's Albums >The Section「Folk It Over」
◎ 5月15日(土)
終日、アコーディオン。久しぶりにVictoriaではなくExcelsiorを弾いてみる。
「パチパチ本番」という業界用語を遅ればせながら知った。
たとえば「明日の仕事、営業? それともパチパチ本番?」というように使うらしい。
で、小生、これは「すご〜く張り切って演奏しなくちゃいけない本番」という意味だと思っておりました。パチパチっていう語感が、パチパチパッチン的な威勢のいい様子をイメージしたので。が、実は、演奏後に拍手が来るような、聴き手がちゃんといる仕事ということらしい。なるほど。パチパチは拍手ね。誰も聴いていないようなBGM演奏営業仕事と区別する用語として、ミュージシャン間で使われているようだ。
うまいこと言いますなぁ。誰が考えたんだろ。
先日「穴の開いていない古い50円玉を持っている」とここに書いたところ、「それは現在20〜30万円の値がついている」と教えてくれる人がいた。な、なんということだ! あたしゃその場で天井に頭が届くほどジャンプして大喜び。何せ、10枚持っているので。
おおおお、一挙に金持ちになった。車やクーラーの買い換え問題も一気にクリア、新しいアコーディオンも買っちゃおうかな〜、やっほ〜。たりらりら〜ん。ありがたや〜〜。
と小躍りしつつ、いちおう古銭情報をネットで確認したら、昭和何年かの一時期だけ非常にレアなのがあって、それは値が張るようだが、他の50円玉はまったく価値なし、だと。ええ〜っ! なんだよぉぉぉぉ。だめじゃん。
ためしに100円札(板垣退助の。3枚持ってる)もチェックしたが、これまた無価値。高揚した私の気力は一気に沈没。
ああ、小市民。ちゃんちゃん。
<Today's Albums >Quincy Jones「Big Band Bossa Nova」
◎ 5月10日(月)

終日、アコーディオン。特に左手。
たわむれに、おとうさんスリッパを愛器Victoriaに乗せてみる。
<Today's Albums >John Pizzarelli「Meets The Beatles」
◎ 5月11日(火)
日中、学校。終業後、6/15プラネタリウム・ライヴのスペシャルゲスト「しにものぐるい」と打ち合わせ。
しにものぐるいは、俳優・山西惇&八十田勇一両氏によるユニット。日テレ「イケ麺そば屋探偵〜いいんだぜ!〜」内で結成された演歌ふたり組で、冗談(?)から始まり本当(?)にデビューしてしまったという異色デュオ。両氏とは、舞台の仕事で何度かご一緒させていただき、熱烈なラヴコールを送り今回のコラボが実現することとなった。
打ち合わせていくうちに、いろいろと面白いアイデアが出てきた。ライヴが待ち遠しいです。
◎ 5月12日(水)
とあるイベンター氏から聞いたのだが、最近のダフ屋は、若い女の子を使ってチケットを確保するのですね。
言われてみれば、先日久しぶりにジェームズ・テイラー&キャロル・キングで武道館に行ったとき、いつもながらの柄の悪いおっさんたちによるダミ声の「余ってたら買うよ」「ない人あるよ」というダフ屋光景の他に、九段下の地下鉄改札を出てすぐくらいの所からちらほらと立ってる「チケット売ってください」とプラカードを抱えた女の子が目についた。若いのにこういう音楽にも興味がある熱心なファンだと思っていたんだが、ダフ屋の手先なんだそうだ。
こういうダフ屋の他にも、ネット上でのチケット転売の話など、おぞましいチケット獲得裏話を聞き、驚いた。
え〜、プラネタリウムのチケット、楽に買えますよ〜〜。絶賛発売中!
http://www.p-um.com/info/diary.cgi
<Today's Albums >Michel Petrucciani Trio「Live In Concert」(DVD)
◎ 5月13日(木)
最近始めたユニットのリハ。その後、曙橋・バック・イン・タウンにて「パナシェ」を観た。
パナシェはアコーディオン、ギター×2、ベース、パーカッションという編成の、(ジャズ+ミュゼット+ラテン+ポップス)÷4といったお洒落な大人バンド。ギターでバンマスの江森孝之氏とは昨年仕事でご一緒し、彼の父上が高名なアコーディオン奏者だということもあって、このバンドはずっと気になっており、ようやくそのライヴに接することができた。
オリジナル楽曲もセンスよく、メンバーの力量も絶妙で、食事とお酒が進む軽やかな音楽を大いに楽しんだ。ちょっと飲み過ぎの江森氏、見事な演奏に加え、アンコール前にトイレに駆け込む、というのもご愛敬。
◎ 5月14日(金)

学校。家の近所の椿地蔵につづいて、学校の近くにも趣のある地蔵を発見。
こちらは、中野区・向台子育地蔵尊。子供たちが迷子にならないように道しるべとして建てられたという、通称・川島の子育て地蔵。寛政8年(1796)建立とのこと。今は住宅がびっしりと建ち並ぶこのあたりも、かつては鬱蒼とした草木に覆われていたのでしょう。
最近、チャーミングなお地蔵さんに縁がある。いいことの前触れか。
<Today's Albums >The Section「Folk It Over」
◎ 5月15日(土)
終日、アコーディオン。久しぶりにVictoriaではなくExcelsiorを弾いてみる。
「パチパチ本番」という業界用語を遅ればせながら知った。
たとえば「明日の仕事、営業? それともパチパチ本番?」というように使うらしい。
で、小生、これは「すご〜く張り切って演奏しなくちゃいけない本番」という意味だと思っておりました。パチパチっていう語感が、パチパチパッチン的な威勢のいい様子をイメージしたので。が、実は、演奏後に拍手が来るような、聴き手がちゃんといる仕事ということらしい。なるほど。パチパチは拍手ね。誰も聴いていないようなBGM演奏営業仕事と区別する用語として、ミュージシャン間で使われているようだ。
うまいこと言いますなぁ。誰が考えたんだろ。
by shiro_sato
| 2010-05-16 00:46

