2008年 04月 23日
Bellows Lovers Night〜口内炎。
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4/18(金)〜4/23(水)
●金曜日。雨なのでブーツをはきたかったが、出がけに皮紐がブッチンと切れた。ううう、自慢のブーツなのに・・。ショックを引きずったまま、学校。この日は2つの校舎を掛け持ち。午前中、サウンドトラック作曲。終了後、よこなぐりの雨の中をおちょこにならないよう必死で傘を支えつつ10分ほど歩いて移動。午後からはピカピカの新入生を相手に音楽理論。この日は初回ということで、授業内容のガイダンスなど。出席をとったりもするわけですが、この儀式が楽しい。ひとりひとりの顔を拝み、返事の声を聞き、雰囲気を感じる。みんな初々しいなぁ。
●土曜日。横浜赤レンガ倉庫にて、coba氏主催によるアコーディオンの祭典「Bellows Lovers Night vol.7」。vol.2から参加させてもらっていて、今回で6回目のエントリー。毎回、いろいろなタイプの蛇腹プレイヤーと接することができ、楽しみでもあり、刺激的でもあり、ちょっぴり恐怖でもあります。みんな、すごいのよ。それぞれにすごい。超絶技巧あり、情熱系あり、ほのぼの系あり、お笑い系あり、派手な衣装のパフォーマンス系あり、ほんとに個性的。全9組がまさにワン・アンド・オンリーな世界を作り出していました。プラネタリウムはどうだったのかなぁ。とりあえず楽しく演奏させていただきました。
楽屋では、神童・檜山学氏に奏法の教えを受け、もはや貫禄のマエストロ佐藤芳明氏に様々な現場でのエピソードを伺い、叙情派で実力派・田ノ岡三郎氏には新しい楽器を見せてもらい、あちこちでアコーディオン談義に花を咲かせる。充実の一日でした。
●日曜日。夕刻、軽くランニング。
●月曜日。学校。シンセサウンド研究。今日のテーマはテルミン。この楽器、学生の食いつきがいい。やはり音楽はビジュアルが大事だね。稀代の珍楽器を産み落としたレオン・テルミン氏の人生は、まさに激動の現代史そのものである。帝政ロシア→革命→2つの大戦→米ソ冷戦→ソ連崩壊といっためまぐるしい時代を生き抜き、成功と賞賛、冷遇と粛正といった両極端が身にふりかかるという、まさに波瀾万丈の一生を送った大発明家。なかなかの色男だしなぁ。興味は尽きない。
夜、NHKホールにてジェイムス・ブラントのコンサート。あまり関心のないアーティストですが「チケットがあまったので買って〜」と頼まれ、まぁいいか、と足を運ぶ。観れば観たで楽しいもの。バンドもなかなかいいし、本人の歌も曲も良質で洗練されており、わりと上品なポップ・ロックという感じで好印象。でも熱狂的なミーハーファンがいるんですなぁ、赤ん坊の泣き声のような黄色い声が終始飛んでおり、これはちと興ざめ。全体としては、まずまず。少なくとも自分のライヴに大いに参考となるコンサートだった。
●火曜日。なんだかすごい寝坊。う〜、口内炎が痛い。口内炎って、できない人もいるんですね。しょっちゅうこの苦痛に悩まされる自分としては、アンビリーバボー。あと、下痢をしたことがない人、二日酔いの経験がない人、なんて存在するわけないと思っていたけど、時々いる。びっくりです。羨ましいかぎり。まぁ、入院したことがない人、ってのもこの歳になると珍しいか・・。それは私です。
●水曜日。6月の舞台「A Midsummer Night's Dream」(G2翻訳・演出/池袋・芸術劇場など)の曲作りを開始。先日すべての公演が終わった「ガマ王子vsザリガニ魔神」とは打って変わって・・、という感じの、まったく違うタイプの音楽を演出家から要求されている。こういう振幅の広さが劇伴の面白さでもある。役者が芝居によって様々な人格を演ずるのと似ているかも。ご近所ギタリスト円山天使氏におねだりして借りたYAMAHAのアコギをかき鳴らしつつ、試し録り。
●金曜日。雨なのでブーツをはきたかったが、出がけに皮紐がブッチンと切れた。ううう、自慢のブーツなのに・・。ショックを引きずったまま、学校。この日は2つの校舎を掛け持ち。午前中、サウンドトラック作曲。終了後、よこなぐりの雨の中をおちょこにならないよう必死で傘を支えつつ10分ほど歩いて移動。午後からはピカピカの新入生を相手に音楽理論。この日は初回ということで、授業内容のガイダンスなど。出席をとったりもするわけですが、この儀式が楽しい。ひとりひとりの顔を拝み、返事の声を聞き、雰囲気を感じる。みんな初々しいなぁ。
●土曜日。横浜赤レンガ倉庫にて、coba氏主催によるアコーディオンの祭典「Bellows Lovers Night vol.7」。vol.2から参加させてもらっていて、今回で6回目のエントリー。毎回、いろいろなタイプの蛇腹プレイヤーと接することができ、楽しみでもあり、刺激的でもあり、ちょっぴり恐怖でもあります。みんな、すごいのよ。それぞれにすごい。超絶技巧あり、情熱系あり、ほのぼの系あり、お笑い系あり、派手な衣装のパフォーマンス系あり、ほんとに個性的。全9組がまさにワン・アンド・オンリーな世界を作り出していました。プラネタリウムはどうだったのかなぁ。とりあえず楽しく演奏させていただきました。
楽屋では、神童・檜山学氏に奏法の教えを受け、もはや貫禄のマエストロ佐藤芳明氏に様々な現場でのエピソードを伺い、叙情派で実力派・田ノ岡三郎氏には新しい楽器を見せてもらい、あちこちでアコーディオン談義に花を咲かせる。充実の一日でした。
●日曜日。夕刻、軽くランニング。
●月曜日。学校。シンセサウンド研究。今日のテーマはテルミン。この楽器、学生の食いつきがいい。やはり音楽はビジュアルが大事だね。稀代の珍楽器を産み落としたレオン・テルミン氏の人生は、まさに激動の現代史そのものである。帝政ロシア→革命→2つの大戦→米ソ冷戦→ソ連崩壊といっためまぐるしい時代を生き抜き、成功と賞賛、冷遇と粛正といった両極端が身にふりかかるという、まさに波瀾万丈の一生を送った大発明家。なかなかの色男だしなぁ。興味は尽きない。
夜、NHKホールにてジェイムス・ブラントのコンサート。あまり関心のないアーティストですが「チケットがあまったので買って〜」と頼まれ、まぁいいか、と足を運ぶ。観れば観たで楽しいもの。バンドもなかなかいいし、本人の歌も曲も良質で洗練されており、わりと上品なポップ・ロックという感じで好印象。でも熱狂的なミーハーファンがいるんですなぁ、赤ん坊の泣き声のような黄色い声が終始飛んでおり、これはちと興ざめ。全体としては、まずまず。少なくとも自分のライヴに大いに参考となるコンサートだった。
●火曜日。なんだかすごい寝坊。う〜、口内炎が痛い。口内炎って、できない人もいるんですね。しょっちゅうこの苦痛に悩まされる自分としては、アンビリーバボー。あと、下痢をしたことがない人、二日酔いの経験がない人、なんて存在するわけないと思っていたけど、時々いる。びっくりです。羨ましいかぎり。まぁ、入院したことがない人、ってのもこの歳になると珍しいか・・。それは私です。
●水曜日。6月の舞台「A Midsummer Night's Dream」(G2翻訳・演出/池袋・芸術劇場など)の曲作りを開始。先日すべての公演が終わった「ガマ王子vsザリガニ魔神」とは打って変わって・・、という感じの、まったく違うタイプの音楽を演出家から要求されている。こういう振幅の広さが劇伴の面白さでもある。役者が芝居によって様々な人格を演ずるのと似ているかも。ご近所ギタリスト円山天使氏におねだりして借りたYAMAHAのアコギをかき鳴らしつつ、試し録り。
by shiro_sato
| 2008-04-23 23:25